一般的に、睡眠不足になりやすい季節として、夏と回答する人が一番多く、次に冬と回答する人が多いようです。
また、どの季節というより、季節の変わり目に眠れなくて睡眠不足になるという人も多いようです。
もちろん、個人差もあるでしょうし、住んでいる地域、住環境、その他の環境・条件によっても左右されることではありますが、夏に睡眠不足になりやすいというのは、多くの人が実感されているのではないでしょうか。
夏は一日を通して気温が高いので、夜になっても暑苦しくて、なかなか眠れなかったり、眠りが浅くなりがちですよね。
地球温暖化の影響が大きいのか、日本も、一昔前、二昔前の夏と比べて、今は猛暑日の日数が増えていますし、個人的には、夏と冬の期間が長くなって、春と秋が短くなったように感じます。
猛暑日には、夜もエアコンなどを適切に使うなどしないと、寝ている間に熱中症になる可能性もあります。
今年2023年の夏は平年より暑くなるという予想が出ているようですが、私自身、今まではこのようなことはなかったのですが、喉が渇いて目が覚めてしまって、夜中に水分補給をしたり、そのタイミングで朝まで冷房をつけたりしています。
また、夏は気温の高さに加えて、日の出の時間が早くなるので、早い時間に目が覚めてしまい、その結果、トータルの睡眠時間が短くなり、睡眠不足を感じている方も多いのではないでしょうか。
蒸し暑さで眠りが浅くなってしまう問題については、エアコンや扇風機、その他の冷房器具、または、冷感タオルケットや冷却マットなどの夏用寝具を使うことで対策されている方が多いかと思いますが、日の出時間が早くなることで目が覚めてしまう問題についてはどうでしょうか?
夏の間は、朝4時〜5時頃には、もう空が明るくなるので、この時間に目が覚めてしまうと、その後、眠れなくなり、睡眠不足になってしまう方もいらっしゃるでしょう。
さらに朝6時以降ともなると、夏の強い陽の光が寝室に差し込んできて、目が覚めるという方も少なくないのではないでしょうか。
日が昇るのが早くなり、室温が上がり、更に、室内が早朝から明るくなることで、目が覚めてしまう問題への効果的な対策の一つとして、「遮光カーテン」を取り付けるという方法があります。
遮光カーテンには、断熱効果があるので、家・部屋の構造にもよりますが、夏は涼しく、冬は暖かくなり、その結果として、節電対策にもなります。
自分の場合、自室の窓の前に作業用デスクを設置していて、カーテンの開け閉めが非常に面倒な状況なので、遮光カーテンは取り付けていません。
部屋の窓には、カーテンとレースカーテンが取り付けられていて、カーテンを閉めた方が、室温の上昇を抑えられるのですが、上記の理由から、カーテンは常に開けっ放し、レースカーテンは常に閉めっ放しの状態にしています。
その為、日の出とともに部屋に陽の光が入ってくるので、睡眠不足解消のために、夏に限らず、一年中「アイマスク」を着用して寝ています。(室温は、「エアコン」と「タワー型扇風機」の併用で下げています。)
アイマスクを装着して寝ると、外部からの光が遮断されることにより、睡眠の質を高める効果や、眼精疲労の軽減・回復などの効果があると言われています。
実際、私自身も、アイマスクを着用して寝ることで、よく眠れることを実感しています。
夏の暑さ・冬の寒さで就寝中に目が覚めてしまった時や、夜中にトイレに起きた後などでも、アイマスクを着けていると、比較的短い時間で再び眠りにつくことができます。
また、昼寝をする時に、アイマスクを着用すると、光が遮断されて、視界が真っ暗になり、短時間でも、しっかりと眠ることができる(=質の高い睡眠が取れる)ので、大変おすすめです。
個人的おすすめアイマスク3選
今まで10年近く、実際に色々なアイマスクを使ってきましたが、その中で特に良かったアイマスクをご紹介します。
① アスカム アイマスク OIM-011
今から10年近く前に、初めて毎日の睡眠用に購入したアイマスクです。
因みに、それ以前は、アイマスクは、海外旅行や海外出張などで、国際線の飛行機や長距離列車で長時間移動する時くらいしか使ったことはありませんでした。
メリット
・立体型のアイマスクなので、目元を圧迫しない
・超軽量(本体重量:20g)
・サイズ調整(ゴム紐の長さ調整)が簡単
・長時間使用しても蒸れにくい(室温の高い場所で長時間使用したら、さすがに蒸れる)
・つけ心地が良い(耳掛けタイプではない為、長時間使っていても目に負担がかからず、耳も痛くならない)
・洗濯可能で清潔に使える(※ 手洗い or 洗濯ネットに入れて弱めの水流で洗濯機洗い)
・脱臭・調湿・遠赤外線機能のあるセラミック炭シートがアイマスクの中に挿入されている
デメリット
・サイズ調整用ゴム紐の耐久性にやや難あり(=ゴムが伸びてくる)
本製品は、販売開始から十数年経ちますが、今も販売されていることから、新規購入者だけでなく、リピート購入者が一定数いるのではないかと思います。
サイズ調整用ゴム紐の耐久性がやや悪いというデメリットがあるものの、それを補って余りあるメリットがあるので、自分も何度かリピート購入しています。
このアイマスクに限ったことではありませんが、自分の場合、ゴム紐が伸びきってしまったら、捨てて、新しいアイマスクを購入しています。
大抵どのアイマスクでも、毎日使っていると、耐久性の差はありますが、だんだんとゴム紐やゴムバンドの部分は伸びてきます。
アイマスクは、大体700円〜2,000円程度の価格帯のものが多いので、自分は「耐久性」よりも「付け心地・使い心地・快適さ」を優先していて、消耗品と割り切って使っています。
アスカム アイマスク 立体癒しのアイマスク おや炭くらぶ ブラック 【セラミック炭/目を圧迫しない新感覚】 OIM-011② 備長炭シート入り アイマスク GW-1300-540
自分が一番多くリピート購入しているアイマスクです。
メリット
・価格が安い(実売価格:約750円(2023年7月現在))
・超軽量(本体重量:12g)
・備長炭シート(裏地)とウレタンシート(表地)による吸放湿作用と防臭作用
・長時間使用しても耳が痛くならない(ゴム紐が耳にあたらないホールドタイプ)
・密着度が高いので遮光性が高い
デメリット
・洗濯不可(汚れた場合、中性洗剤を染み込ませた布やスポンジで拭き、陰干し)
・ゴム紐の長さ調整ができない(人によっては圧迫感を感じる可能性がある)
・密着度が高いので室温が高い場所で長時間使用すると蒸れる
・室温が高い時期に長期間使用すると汗や皮脂のニオイが付着する
低価格なのに耐久性もあるので重宝しているのですが、室温の高い部屋で長時間使用すると蒸れるので、蒸し暑い時期を避けて使用しています。
備長炭シート入り アイマスク GW-1300-540③ CORKAS アイマスク
今現在、自分が使用しているアイマスクです。
アイマスク本体に加えて、耳栓とポーチが付属しています。
ポーチが付属しているので、アイマスクを使わない時、アイマスクを外に持って行く時に、収納できて便利です。
目のところに凹みがあるので、目を圧迫しません。
メリット
・価格が安い(実売価格:999円(2023年7月26日現在))
・3D立体構造でフィット感があるのに圧迫感がない
・遮光性が高い(視界が真っ暗になるので眠りやすい)
・通気性がよい(室温が高い部屋で長時間使用しても目元が蒸れにくい)
・肌触りが良い
・耳掛け式ではなく、バックストラップタイプ(アジャスタータイプ)のゴムバンドで、サイズ調整が可能で、ズレにくく、安定感があり、耳も痛くならない
デメリット
・ゴムバンドが伸びてくる
価格も手頃で、通気性に優れているので、室温が高い場所で使っていても目元に汗をかきづらく、蒸れにくいので、とても快適です。
このアイマスクを使い始めてから4ヶ月以上経ちます。
毎日使っていると、さすがにゴムバンドの部分はヨレてきましたが、ヨレて伸びてしまった分は、アジャスターで短くサイズ調整できるので、それでゴムバンドが伸びてしまう問題はカバーできています。
毎日使用しているので、アイマスクを消耗品として考えている自分としては、価格にもよりますが、大体3ヶ月間(90日間)以上持ちこたえてくれれば、良しとしています。
CORKAS アイマスク今回は、睡眠不足解消グッズとして、アイマスクをご紹介しました。
「なかなか寝付けない」、「ぐっすり眠れない(眠りが浅い)」といった理由で、睡眠不足に悩んでいる方は、アイマスクを試してみてはいかがでしょうか?