先日、「Tポイントカード」の更新の為に、最寄りのTSUTAYA(ツタヤ)に行ったら、CDレンタルコーナーがなくなっていました。
店員さんに訊いてみたところ、そのお店では、今年2023年の年初にCDレンタルを終了したとのことで、それまでの間、CDレンタルの利用者数は減少が続いていたようです。
その店舗は、売り場面積の40 – 50%程度を「書籍販売コーナー」が占めていて、残りのスペースが、「(新譜メインの)CD販売」・「雑貨・文房具の販売」・「ゲーム機・ゲームソフト・プラモデル・おもちゃ・トレーディングカードの販売」、そして、「DVD・ブルーレイのレンタル」と「コミックレンタル」で構成されています。
因みに、DVD・ブルーレイのレンタルコーナーも、以前に比べて、かなり縮小されていました。
DVD・ブルーレイのレンタルが縮小している一方で、コミックレンタルのスペースは以前のままなので、今やレンタル業界では、漫画レンタルサービスの方が、音楽・映像作品のレンタルサービスよりも需要が多いのかもしれませんね。
また、トレーディングカード販売コーナーの設置・拡大などは、そういったものの方が、CDやDVDのレンタルより商売になるということなのでしょう。
それと、そこのプラモデル・おもちゃ販売コーナーで取り扱われている主力商品が、「ガンプラ」と「ミニカー」だったのを見て、「ガンプラ」や「ミニカー」というのは、時代・世代を超えて愛され続けている、根強い人気を持つロングセラー・アイテムであり、コレクターズ・アイテムであるということを改めて認識させられました。
ところで、ここ数年、このTSUTAYAの店舗には、年一回のTポイントカードの更新時に足を運んで、そのついでにCDを何枚かレンタルするぐらいに利用頻度が落ちていました。
もう何年も前から、音楽を聴くのは、「Amazon Music」と「Apple Music」ですし、既に廃盤となっているCDや、マイナーなCD、輸入盤CDなどは、新品であれ中古であれ、そういったCDを取り扱っているオンラインストアで購入しています。
映画やドラマの視聴も 「Prime Video」や、返却の手間がないネットの「動画レンタルサービス」を利用するので、レンタルビデオ店を利用する機会がなくなりました。
では、TSUTAYA をほとんど利用しなくなったのに、なぜ「Tポイントカード」の更新をするのかというと、よく買い物に行くスーパーが、Tポイントの加盟店で、Tポイントカードの更新料を払っても、貯まるポイントで十分に元が取れるからです。
そういえば、2024年に「Tポイント」が「Vポイント」になるというニュースがありましたが、ポイントカード界隈は、加盟店の拡大を含め、競争が激化しているように思います。
ポイントサービス市場は、各種クレジットカードや、電子マネーのスマホ決済サービスとの併用・ポイント二重取りを含めた事業提携や業務提携の拡大とか、ポイントサービス自体の生き残りをかけた統合とか、今後もいろいろな変化が起こりそうですね。