エアコンと扇風機を併用するメリット

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ライフハック
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今回は、「エアコンと扇風機を併用するメリット」についてご紹介します。

世界的な気温上昇と日本の夏

世界の平均気温は、この100年ぐらい上昇傾向にあり、特に1990年代以降、つまり、ここ30数年間は、気温上昇率が、それ以前の約70年間に比べて急激に上がっているようです。

特に直近の約10年間で日本の夏は、気温の高い日が増え、暑さが厳しくなっています。

もちろん、それは日本に限った話ではなく、特にここ数年は、世界中で酷暑や異常気象が報じられていて、もはや異常気象が当たり前のような状況になっている感すらあります。

今後も地球の気温はさらに上昇する可能性が高いという予測が出ているので、残念ながら、これからも年を追うごとに、今以上に夏の暑さが厳しくなっていくのでしょう。

【参考サイト】

気象庁|地球温暖化と十年規模変動
海洋の知識、地球温暖化と十年規模変動
気象庁 | 世界の年平均気温
世界の年平均気温
温暖化とは?地球温暖化の原因と予測 | JCCCA 全国地球温暖化防止活動推進センター
地球温暖化の原因と予測 地球温暖化の原因となっているガスには様々なものがあります。なかでも二酸化炭素はもっとも温暖化への影響度が大きいガスです。産業革命以降、化石燃料の使用が増え、その結果、大気中の二酸化炭素の濃度も増加しています。 地球温
温暖化から日本を守る 適応への挑戦


また、今年の夏は、「観測史上最も暑くなった昨年(2023年)にも匹敵する可能性がある」という予測も出ていて、今までのところ、その通りになっています。

【参考サイト】

2024年も全国的に暑い夏 最も暑かった昨年に匹敵するおそれ
【2024年夏の暑さ予想】今年の夏(7〜9月)の気温は全国的に平年より高く、観測史上最も暑くなった昨年に匹敵する暑さとなる可能性があります。チベット高気圧と太平洋高気圧が上空で重なり合う“ダブル高気圧”で、35度以上の猛暑日が続いたり、地域...


そんな全国的な猛暑が続く今夏、「家にいる間は、ほとんどエアコンをつけっぱなしにしているが、電気代が心配」という方もいらっしゃるかと思います。

前回のブログ記事<【扇風機】「山善 YLX-AED30 (WH)」購入レビュー>でも触れていますが、自分はエアコンと扇風機を併用しています。


エアコンと扇風機を併用するメリット

① 電気代の節約

環境省のホームページ内に エアコンの使い方について というページがあり、そこには、以下の記載があります。

エアコンは最も一般的な冷暖房機器として、多くの家庭で広く使用されています。環境省では、快適性を損なわない範囲で省エネルギーを目指すために、室温を夏季28℃、冬季20℃とすることを推奨しています(設定温度ではありません)。また、エアコン設定温度を1℃緩和した場合の消費電力量は、冷房時約13%、暖房時約10%削減されると見込まれています※。

出典:環境省ホームページ

この情報を要約すると、以下のことがわかります。

・(快適性を損なわない範囲で省エネを目指すために)環境省が推奨する夏季の室温は28℃

・エアコンは冷房使用時に温度を1℃上げるだけで消費電力量が約13%削減される

室温は夏季28℃が推奨とのことですが、年齢・性別、また個人によって快適と感じる温度が違うので、28℃という室温にこだわらず、自分自身が快適に感じる温度を設定するのがよいでしょう。

性別に関して言えば、男性と女性では体の構造上、代謝などに差があるため、快適に感じる温度には男女差があることが様々な調査から明らかになっており、3℃~5℃程度の差があると言われています。(一般的に男性は暑がりで、女性は寒がり。)

自分は暑がりなので、夏場は25℃〜26℃ぐらいを維持するように室温調整をしています。

また、体感温度は、気温だけではなく、湿度にも大きく影響されます。

例えば、同じ30℃の環境下でも、湿度が高ければ蒸し暑く感じますし、湿度が低ければ、体感温度は実際の温度より低く感じ、また、暑くても不快な蒸し暑さは感じません。

ちなみに、エアコンの「除湿」ではなく「冷房」でも除湿はされる(=室内の湿度は下がる)ので、自分は、ほとんど「冷房」しか使っていません。

次の「速効性」の項で詳しく触れますが、エアコンよりも扇風機の電気代の方が圧倒的に安いので、エアコン単体で室温を下げるよりも、扇風機を併用して、効率的に室温を下げ、エアコンの設定温度をできるだけ高い温度に保つことで、電気代の大幅な節約に繋がります。

② 速効性

エアコン(冷房)単体で使用するよりも、扇風機を併用することにより、扇風機の風がエアコンの冷気を室内に循環させることで、室温が早く下がります。

自分の家の例ですと、1階には、14畳用(or 18畳用)のエアコンを設置していて、部屋も開放的な空間設計になっていて、且つ、エアコン自体も比較的新しく、性能が良いこともあり、エアコン単体での使用でも、すぐに設定温度まで室温が下がります。

一方、2階にある自室(10畳)では、約10年前に購入した10畳用のエアコンを使っているのですが、部屋の構造上、熱がこもりやすく、室温が29℃を超えると蒸し暑くて、エアコンなしでは過ごせません。

また、エアコン単体での使用の場合、室温が29℃以上あると、エアコンの冷房の設定温度を20℃以下にしても、なかなか室温が下がらないのですが、扇風機を併用すると、室温が格段に早く下がります。

室内が快適な温度・湿度になったら、すぐにエアコンの設定温度を上げて、節電しています。

③ 静音性

エアコンとの併用で室内の空気(冷風)を循環させて、効率的に室温を下げるという用途では、扇風機よりもサーキュレーターの方が適していますし、サーキュレーターなら冬もエアコン(暖房)との併用もできます。

しかし、一般的にサーキュレーターは扇風機に比べて音がうるさいようで、自分の場合、自室兼仕事部屋で使用するため、エアコンとの併用は扇風機を使っています。

前回のブログ記事に書いていますが、今まで使っていたタワー型扇風機が昨年壊れてしまい、今年、静音性に優れていて、消費電力が少ない(=電気代が安い)、DCモーター搭載の扇風機を購入しました。

因みに、サーキュレーターでもDCモーター搭載のものは、静音性に優れているものもあるようですが、自分は今までずっとエアコンと扇風機の併用に慣れていたことと、いくつか気になったサーキュレーターと扇風機の商品レビューを比較した上で、扇風機を選びました。


補足

温湿度計

そもそも室内に温度計がないと室温が把握できません。

自分は、自室に「dretec O-271WT」という温湿度計を置いています。

この温湿度計は、文字が大きくて見やすく、WBGT(湿球黒球温度)を取り入れた「熱中症」と「インフルエンザ」の危険性の警告顔表示機能が付いています。

室内の温度・湿度を正確に把握して、適切な温度・湿度に保つことは、健康的な生活を送るために大事なことです。

自分の場合、室内の温度と湿度を温湿度計で確認して、エアコンの設定温度や扇風機の風量を都度調節し、暑すぎず寒すぎない快適な温度・高すぎず低すぎない丁度良い湿度を保つようにしています。

近年では、夜間も気温があまり下がらない日も多くあり、就寝中の熱中症にも気をつけなければならないので、寝室にも温湿度計を置いておくことをおすすめします。

エアコンのメンテナンス

エアコンのメンテナンス、特にエアコンフィルターの掃除をするかしないかで、エアコンの効きや電気代に違いがでます。

特に夏・冬のエアコンを頻繁に使用する時期は、こまめにエアコンフィルターを掃除することが推奨されています。

「エアコンフィルター掃除  やり方 頻度」などのキーワードで、インターネットで検索すれば、沢山の有用な情報が得られます。


以上、「エアコンと扇風機を併用するメリット」についてご紹介しました。

エアコンと扇風機の併用で、猛暑の夏を乗り切りましょう!


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