前回に続いて、今回もクリスマスソングについて。
好きなクリスマスソングは洋楽・邦楽ともに沢山ありますが、私が昔から一番好きなクリスマスソングは、何と言ってもWham!(ワム!)の「Last Christmas(ラスト・クリスマス)」です。
キャッチーなメロディーでロマンティックな曲調なのに、切ない失恋の歌詞というギャップが、この曲を好きな理由の一つです。(表向きは明るく振る舞って、心で泣いてる・・・みたいな。)
この曲のポップでクリスマスっぽいイントロを、毎年この季節に街中で耳にすると、「あぁ、今年ももうクリスマスシーズンの到来かぁ〜」と思わずにはいられません。
ラスト・クリスマス【Wham! – Last Christmas (Official Video)】
「ラスト・クリスマス」は、世界的に人気のある定番クリスマスソングであり、国内外の数多くのアーティストによってカバーされています。(特に国内外問わず女性アーティストによるカバーが多い曲です。)
本家、ワム!のオリジナルだけでなく、他のアーティストによるカバー・バージョンも秀逸なものが多くあります。
そんなわけで、今回は「Last Christmas(ラスト・クリスマス)のカバー・バージョンのおすすめ」を幾つかご紹介したいと思います。
#1【covered by BoA】
5枚目のオリジナル・アルバム「MADE IN TWENTY(20)」に収録。
曲調、リズムは原曲に近いです。
BoAさんのハイトーンの綺麗な歌声が、この曲にすごくマッチしていて、心地良くて、すごく好きなカバー・バージョンの一つです。
それから、私が聴いた非英語圏のアーティストのカバーの中では、英語にクセがなくて発音が一番綺麗だと思いました。
MADE IN TWENTY(20)#2【covered by 松田聖子】
クリスマス・アルバム「Seiko Matsuda Christmas Songs」等に収録。
こちらも曲調、リズムは原曲に近いです。
松田聖子さんの艶っぽさと可愛らしさが同居した歌声がとても良いです。
彼女はオリジナルのクリスマスソングもカバー曲も数多く発表していますが、個人的にはこのカバー曲が聖子ちゃんの歌うクリスマスソングの中で一番好きです。
Seiko Matsuda Christmas Songs#3【covered by 古内東子】
洋楽カバー・アルバム「CRAZY FOR YOU」に収録。
原曲とは違った AOR / Adult Contemporary + R&B テイストのアレンジになっています。
古内東子さん独特のコブシというか、ちょっと粘っこい歌い方が好きか嫌いかによって評価は分かれるところだと思いますが、お洒落な仕上がりになっていて個人的には好きです。
CRAZY FOR YOU#4【covered by Jimmy Eat World(ジミー・イート・ワールド)】
「ブリード・アメリカン (デラックス・エディション)」のディスク2(ボーナス・ディスク)に収録。
今回ご紹介する中で、唯一の男性アーティストのカバー・バージョンです。
ロック・アレンジで、原曲のロマンティックなテイストは全くありませんが、キャッチーでポップで疾走感のある爽やかなロックに仕上がっていて、聴いていて気持ちいいです。
ブリード・アメリカン(デラックス・エディション)#5【covered by Ashley Tisdale(アシュレイ・ティスデイル)】
「ディズニー・チャンネル・ホリデイ」に収録。
アメリカの女優であり歌手、アイドルのアシュレイ・ティスデイルのカバー。
いかにもアメリカのアイドル歌手が歌うようなポップでダンサンブルなアレンジです。
可愛らしい声が、この曲にマッチしていると思います。
ディズニー・チャンネル・ホリデイ#6【covered by Hilary Duff(ヒラリー・ダフ)】
クリスマス・アルバム「サンタクロース・レーン」に収録。
アメリカの女優であり歌手のヒラリー・ダフのカバー・バージョン。
ヒラリー・ダフが、まだティーン・エイジャーだった頃の録音のようで、キュートな歌声で聞き心地が良いです。
サンタクロース・レーン#7【covered by Taylor Swift(テイラー・スウィフト)】
「ザ・ホリデイ・コレクション」に収録。
世界的大スターであるアメリカのシンガーソングライター、テイラー・スウィフトのカバー。
アコースティック色の強いポップ・ロック・サウンドにアレンジされています。
カバーソングという域を超えて、完全に自分のものにしています。
特にテイラー・スウィフトのファンというわけではありませんが、やはり、世界的に大成功を収めているアーティストだけあって、彼女にはカリスマ性がありますね。
ザ・ホリデイ・コレクションまだ他にもお気に入りの「Last Christmas(ラスト・クリスマス)」のカバー・バージョンはありますが、キリがないのでこの辺でご紹介を終えたいと思います。