以前、「Apple(アップル)の認定整備済製品の購入について」という記事を書いたのですが、その記事中で書いているとおり、自分は約5年半、メイン機として使い続けてきた「MacBook Pro (13インチ;2015年モデル)」をサブ機にして、現在は今年2022年4月に購入した「MacBook Pro(14インチ;2021年モデル)」をメイン機として使っています。
今回は、「メイン機交代で「MacBook Pro(14インチ;2021年モデル)」を選んだ理由」について書きます。
理由① 設置スペースの都合
自分は個人所有のパソコンとして、20年以上デスクトップPCを利用していません。
理由は、自分のパソコンの用途では、ノートPCの性能で十分だからです。
今現在であれば、高画質の動画編集を仕事として行うとか、オンラインゲームのヘビーユーザーとか、限られた用途を除けば、高性能なデスクトップPCを使わずとも、ある程度の性能のノートPCで十分です。
特に Apple の「MacBook Air」と「MacBook Pro」は、Intel の CPU から Apple の自社開発チップである「M1チップ」に仕様変更後、マシンのパフォーマンスが爆上がりしました。
その違いは、以下のレビュー記事が参考になると思います。
Apple のデスクトップPCである、「iMac」はモニタと本体が一体化していて、かなり省スペースになっていますし、「Mac mini」は筐体が弁当箱ぐらい小さいので、一時期購入を検討したこともありました。
しかし、自分はパソコンで作業する際、外部モニター(ディスプレイ)を接続して、パソコン本体のモニター(ディスプレイ)と2画面を利用(=デュアルモニター(デュアルディスプレイ))するスタイルが定着しているので、いくら「iMac」や「Mac mini」が省スペース化されているとは言え、設置スペースを考え直さなければならず、やはり、最終候補としては、「MacBook Air」と「MacBook Pro」に絞られました。
また、今回購入したマシンを、次の買い替え時にサブ機として使い続ける場合、ノートPCの方が場所を取らないし、持ち歩くことができるということも理由の一つです。
理由② 高性能
自分はメイン機として使用するノートPCは、持ち歩くことがあまりなく、デスクトップPCのように使っていて、今までもPCを購入する際は、予算の許す限りスペックの高いものを購入してきました。
そこで、購入当時の候補の「MacBook Air」と「MacBook Pro」の中で、自分のパソコンの用途と予算の範囲内から検討して、一番高性能だったマシンが「MacBook Pro(14インチ;M1 Pro;SSD:1TB;Memory:16GB;2021年モデル)」でした。
理由③ 拡張性
最初は「「MacBook Air(13インチ;M1;2020年モデル)」でも、メモリとストレージの容量を増やせば、性能的には十分かな?」と思っていたのですが、下表のとおり、拡張性で「MacBook Pro(14インチ;M1 Pro;2021年モデル)」にかなり劣るため、候補から外しました。
自分は外部モニター(ディスプレイ)をHDMIケーブルで接続しているので、「HDMIポート」があるのは非常に便利です。
「MacBook Air(13インチ;M1;2020年モデル)」の場合、「Thunderbolt / USB 4ポート」に「HDMIポート付きのUSB-Cハブ」を接続する必要があります。
もっとも「MacBook Air(13インチ;M1;2020年モデル)」に色々な周辺機器を接続したい場合は、何れにせよ「USB-Cハブ」は必要になります。
さらに私が「MacBook Pro(14インチ;M1 Pro;2021年モデル)」に決めた最大の理由は、上記の「HDMIポート」の復活もそうですが、この拡張性の高さの中でも、「SDXCカードスロット」と、「MagSafe」が「MagSafe 3」として復活したことでした。
MacBook Pro 購入時点で、「SDXCカードスロット」には、Transcend が製造販売している Mac専用拡張カード「JetDrive」を同時購入して、(主にデータバックアップ用としての)ストレージの拡張をしました。
電源端子の「MagSafe 3」については、今はサブ機として使っている「MacBook Pro (13インチ;2015年モデル)」に「MagSafe」があったのに、その後販売された MacBook シリーズでは廃止されてしまい、一部のMacユーザーからは、その復活が望まれていて、それが「MagSafe 3」として復活したのは嬉しい限りです。
「MagSafe 3」は、磁力で着脱できる電源端子なので、例えば、デスク上で作業していて、電源ケーブル(MagSafe 3ケーブル)に足を引っ掛けてしまった場合でも、MacBook 本体からケーブルが簡単に外れるので、MacBook本体の電源端子が破損したり、MacBook が落下するといった最悪の事故を避けることができます。
さらに「MagSafe 3」は、高速充電機能が追加されました。
因みに、「Thunderbolt 4(USB-C)ポート」からの電源供給も可能です。
今年は「M2チップ」を搭載した「MacBook Air(13.6インチ;M2;2022年モデル)」と「MacBook Pro(13インチ;M2;2022年モデル)」が発売されましたが、拡張性を比較すると「MacBook Pro(14インチ;M1 Pro;2021年モデル)」に軍配が上がります。
理由④ 予算の都合
最後の理由は「予算」です。
「MacBook Pro(16インチ;M1 Pro / M1 Max;2021年モデル)」も魅力的でしたが、最低スペックのものでも、税込価格338,800円(2022/11/9時点)は、自分にとっては完全に予算オーバーでした。
また、個人的にノートPCで大画面のものは、設置スペースの問題も含め、あまり好みではないので、やはり「14インチの MacBook Pro」が、自分にとってはベストな選択だったと今も思っています。
まとめ
自分は Mac 起動時に、毎日利用するアプリケーションやファイルを自動起動するように設定していて、作業中も同時に複数のアプリケーションやファイルを開きっぱなしにしています。
そのような環境下でも「M1 Proチップ」搭載の「MacBook Pro」は、パワフルで作業中に全くストレスを感じることがないので、本当に購入して大正解でした。
今回は、私が「MacBook Pro(14インチ;2021年モデル)を選んだ理由」についてご紹介しました。
Mac の購入をご検討されている方に少しでも参考になる点があれば何よりです。
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