今回は、「年賀状・はがき作成ソフト『筆楽名人2023 Mac版』」をご紹介します。
Macユーザーとして、個人的に一番困るのが、年賀状・はがき作成のソフトです。
Web上で使えるフリーソフトは、いくつか存在していますし、数年前までは、日本郵便の「はがきデザインキット」もダウンロード版があり、それで事足りていたのですが、「はがきデザインキット」が Web版のみの提供になってからは、宛名面の印刷用データ提供機能が実装されなくなってしまったので、自分としては、利用する理由がなくなってしまいました。
年賀状の裏面のデザインだけであれば、郵便局やコンビニエンスストアに、デザインが印刷されている年賀はがきが販売されています。
また、「年賀状 フリー素材」などのキーワードでインターネット検索すれば、いくらでも無料の年賀状用のデザインテンプレート・デザイン素材を見つけることができます。
そして、自分の場合、年賀状は毎年3〜5枚程度しか出しません。(毎年、年賀状を送ってきてくれる人への返信のみ。)
自分は、年賀状よりも、他の用途でハガキを書くことが多く、「はがき作成ソフト」については、「裏面(デザイン面)」よりも寧ろ「表面(宛名面)」、つまり、「宛名印刷・住所録データ管理」の機能の方が重要なので、フリーソフトの限界を感じていました。
そこで、つい先日、Mac用の「年賀状・はがき作成ソフト」を色々と探していて、(自分が確認した限り)価格が一番安く、且つ、「宛名印刷・住所録データ管理」機能が割と良さそうだった「筆楽名人2023 Mac版」を購入しました。
「筆楽名人2023 Mac版」の特長
【とにかくシンプルで使いやすい】
PDFファイルのユーザーズマニュアルが用意されていますが、他の「はがき作成ソフト」を使ったことがある人であれば、基本的な使い方は、マニュアルをあまり読まなくても直感的に操作できると思います。
自分は、やりたいことは、画面のメニューを見ながら、ほとんどマニュアルを読まずに、操作・実行することができました。
シンプルで、操作も分かりやすく、使い勝手がとても良いです。
【表面(宛名面)のレイアウト調整が簡単】
「住所」・「会社名」・「部署名」・「肩書」・「名前」が個別に分かれているので、長い住所、長い会社名、長い部署名などバランスの悪いものを、個別に文字サイズと位置を調整することが可能です。
この「レイアウト調整」機能を実際に使う機会があったのですが、とても便利で、操作が簡単で、大変役に立つ機能です。
【宛名データ(住所録)が良い】
① 他の年賀状・はがき作成ソフトの宛名データ(CSVファイル)の読み込みが可能です。
② 住所録を複数作成できるので、家族で個別の住所録を作ったり、用途別の住所録を作ったりすることが可能です。
【年賀状以外のデザイン素材も充実】
下記のとおり、1年中使えるグリーティングカード素材が用意されています。
また、写真用フレーム素材も用意されているので、それらのデザイン素材に写真データをはめ込むこともできます。
・引越報告
・結婚報告
・出産報告
・入園・入学祝い
・ハロウィン
・クリスマス
・喪中・欠礼
・誕生日カード
・暑中見舞い
・寒中見舞い